『中村汀女』句碑ができるまで
石市山下石材<三代目>山下亮の石碑製作
2014年10月3日設置納品
現場の基礎工事
場所は南伊勢町相可浦 ニワ浜の前の公園
入念に打ち合わせをしながら現場に合わせた設計をします。
今回、句碑が自然石なのでその周囲を自然石で石積みし土台の施工をすすめます。
周囲の石積みしたものを高圧洗浄機で洗浄していきます。
句碑の彫字
まずは文字をかたどりマスキングする。
表面に凹凸がある自然石なので微調整をしながら慎重に位置を固めていきます。
実際の設置位置を想定し全員でミーティング、ベストの形を追求します。
句碑の土台整備
句碑の搬出
彫字部分の最終チェックを入念にしていきます。
句碑の表面に特に気を配りながら積載し運搬します。
句碑の配置・据付
自然石の特性を生かし設計どおりにバランスよく配置していきます。
石の接合部分を巧みに微調整しながら据付ます。
句碑建立の所以を記した石碑の設置
句碑の隣に石碑を設置します。ここでは枕石の水平レベルと句碑のバランスが重要です。
緑を各所に施し周りの清掃をしていよいよ完成です。
完成
除幕式当日の朝の様子です。キレイに整備された句碑は朝露に濡れて輝いています。
このような栄えある事業に携わらせていただけたこと、南伊勢町の地域の歴史に関与させていただいたことを非常に誇りに思います。
相賀浦区の皆様、相賀浦汀の会の皆様に深く感謝を申し上げます。ありがとうございました。